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北野天満宮松梅院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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*禅果()<>:禅尊?春松丸?禅予の長男? | *禅果()<>:禅尊?春松丸?禅予の長男? | ||
- | *禅光()<1502-> | + | *禅光()<1502->:禅予の次男?幼名は梅寿丸。延徳4年三綱。1502年12月13日就任。 |
- | *禅興(?-1601)<> | + | *禅興(?-1601)<>:将軍足利義晴の養育係だった清光院と懇意だった。娘のおさこが豊臣秀次側室となる。天文4年三綱。弟に妙蔵院禅祐。1601/1/30死去。 |
- | *禅永()<-1584-> | + | *禅永()<-1584->:禅興の子。天正19年法印。弘治3年三綱。 |
- | *禅昌()<-1612> | + | *禅昌()<-1612>:禅永の子。慶長12年法印。豊臣秀次事件に連座。のち復権。1612年隠居して徳勝院を建立。北野社家日記を多く残す |
- | *禅意(1596-1636)<1612-> | + | *禅意(1596-1636)<1612->:禅昌の子。寛永4年律師。寛永9年法橋。承応3年法印。慶長3年三綱。 |
- | *禅珍()<-1641-> | + | *禅珍()<-1641->:社法を制定。寛永11年法橋。寛永16年法眼。寛永承応3年法印。元和4年三綱。 |
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2021年10月19日 (火) 時点における版
松梅院(しょうばいいん)は、北野天満宮の社僧を務めた天台宗寺院。徳勝院・妙蔵院とともに北野天満宮の三院家の一つ。廃絶。僧侶にも関わらず、菅原道真の後裔とされる吉見氏が世襲した。足利家の御師職となる。
1471年7月、後南朝の皇子一宮が応仁の乱の西軍に迎えられて松梅院に滞在した。 1527年12月23日炎上(実隆公記)。
中近世には毎年正月3日に「裏白連歌」(北野裏白)が行われた。特殊な懐紙を使った連歌で、1557年から1643年までの懐紙が残る。
『北野神社引付』や『北野天満宮文書』を残した。
歴代
- 菅原道真
- 高視
- 雅規
- 資忠
- 孝標
- 定義
- 在良
- 為恒
- 真義
- 高猷
- 忠慶
- 慶厳
- 仁厳
- 勝盛
- 勝禅
- 慶禅
- 親禅
- 慶祐
- 禅陽()<-1336->:事実上の初代とみられる。足利尊氏に随従し、1336年、足利家の御師職となる。石見法眼。法印。
- 慶誉()<>:「松梅院系図」になし。
- 禅厳()<-1365->:禅陽の子。応安年間に御師。法印。
- 禅尋()<>:応永3年御師?贈法印。
- 禅能()<-1431->:応永34年に御師?将軍足利義教の勘気を受けた。法印。僧正。
- 慶芸()<>:なし
- 禅尚()<>:なし
- 禅芸()<>:永享12年に御師?法眼
- 禅親()<-1458->:永享13年に御師?法印。
- (禅盛):禅能の弟子?寛正3年御師。法印。
- (秀慶):光園院。正長元年から永享まで御師
- (禅栄):密乗院。永享3年から永享12年まで御師。禅芸に元の如く返す。法印。
- 禅予()<-1491->:禅親の猶子。禅春(禅芸の弟。享徳3年死去)の子。禅盛の子とも。宝徳2年生。寛正6年7月御師。長享元年10月15日御師再任。明応3年1月14日殺害された。45歳。法眼。法印。北野社家日記を多く残す。
- 禅椿()<-1487>:禅親の子。日野富子から借銭したが返済ができなかったという。文正元年11月7日御師?1487年解任。
- 禅祝()<>:
- 禅兆
- 禅勝
- 禅果()<>:禅尊?春松丸?禅予の長男?
- 禅光()<1502->:禅予の次男?幼名は梅寿丸。延徳4年三綱。1502年12月13日就任。
- 禅興(?-1601)<>:将軍足利義晴の養育係だった清光院と懇意だった。娘のおさこが豊臣秀次側室となる。天文4年三綱。弟に妙蔵院禅祐。1601/1/30死去。
- 禅永()<-1584->:禅興の子。天正19年法印。弘治3年三綱。
- 禅昌()<-1612>:禅永の子。慶長12年法印。豊臣秀次事件に連座。のち復権。1612年隠居して徳勝院を建立。北野社家日記を多く残す
- 禅意(1596-1636)<1612->:禅昌の子。寛永4年律師。寛永9年法橋。承応3年法印。慶長3年三綱。
- 禅珍()<-1641->:社法を制定。寛永11年法橋。寛永16年法眼。寛永承応3年法印。元和4年三綱。
- 尚禅
- 禅覚()<-1701->:
- 禅深()<-1736->:
- 禅章
- 禅秦
- 禅恒
- 禅隆
- 禅陳(資陳)
- 光子