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九華山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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祇園寺、万年寺(百歳宮)、東岩寺、甘露寺は、九華山の四大叢林と呼ばれたが、東岩寺は文化大革命で破壊されて復興されなかったらしい。 | 祇園寺、万年寺(百歳宮)、東岩寺、甘露寺は、九華山の四大叢林と呼ばれたが、東岩寺は文化大革命で破壊されて復興されなかったらしい。 | ||
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登山道に金喬覚の二人の伯父を祀った二聖殿がある。 | 登山道に金喬覚の二人の伯父を祀った二聖殿がある。 | ||
2016年10月20日 (木) 時点における版
九華山(きゅうかさん)は、中国の安徽省池州市青陽県九華山風景区にある、地蔵菩薩の霊山。中国仏教四大霊山の一つ。九子山ともいう。最高峰は十王峰(1342m)。省都合肥の南南東160km、南京の西南200km、杭州の西230kmに位置する。東南には黄山がある。
地蔵菩薩の化身とされる金喬覚(新羅の王族)が8世紀唐代中期に入山したのが開創とされる。化城寺、肉身殿(金喬覚墓所。九華山の中心)、百歳宮、甘露寺(九華山仏教協会)、祗園寺、天台寺、旃檀林、慧居寺、上禅堂(以上、重点寺院)などの寺院より構成されている。かつては300寺以上あったが、現在は78寺あるという。禅宗(主に臨済宗)と浄土宗が中心である。道教の習合が目立つ。「肉身菩薩」信仰(ミイラ信仰)がある。
祇園寺、万年寺(百歳宮)、東岩寺、甘露寺は、九華山の四大叢林と呼ばれたが、東岩寺は文化大革命で破壊されて復興されなかったらしい。
麓の蕪湖市街の赭山には小九華と呼ばれる蕪湖・広済寺がある。 登山道に金喬覚の二人の伯父を祀った二聖殿がある。
李白がいたという伝承があり、李太白書堂があった。
目次 |
構成
山麓から九華街
甘露寺、半山寺、万寿寺、滝池庵、西竺庵、二聖殿、大橋庵、小橋庵、無相寺
九華街周辺
化城寺、肉身宝殿、百歳宮、祇園寺、旃檀林、上禅堂、通慧庵、龍庵、立庵、聚龍寺、回香閣
頂上まで
九華蓮社、普済庵、華厳洞、金剛寺、慧居寺、福興庵、朝湯庵、古拝経台、天台寺