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天壇
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''天壇'''(てんだん)とは皇帝が[[天帝]]を祀る祭壇である。天帝を祀るのは天子である皇帝にのみ許された行為であり、天壇は自らが天帝から承認された世界に唯一無二の支配者であることを表明する施設であった。各王朝ごとに天壇が作られた。'''圜丘壇'''、'''円丘壇'''、'''南郊'''、'''南壇'''、'''郊祀壇'''などとも呼ばれた。日本では臨時に郊祀が行われた記録はあるが、恒久的な施設は作られなかった。 | + | '''天壇'''(てんだん)とは皇帝が[[天帝]]を祀る祭壇である。天帝を祀るのは天子である皇帝にのみ許された行為であり、天壇は自らが天帝から承認された世界に唯一無二の支配者であることを表明する施設であった。各王朝ごとに天壇が作られた。[[地壇]]と対をなす。'''圜丘壇'''、'''円丘壇'''、'''南郊'''、'''南壇'''、'''郊祀壇'''などとも呼ばれた。日本では臨時に郊祀が行われた記録はあるが、恒久的な施設は作られなかった。 |
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*[[天壇 (前漢)]] | *[[天壇 (前漢)]] | ||
*[[天壇 (後漢)]] | *[[天壇 (後漢)]] |
2016年11月23日 (水) 時点における版
天壇(てんだん)とは皇帝が天帝を祀る祭壇である。天帝を祀るのは天子である皇帝にのみ許された行為であり、天壇は自らが天帝から承認された世界に唯一無二の支配者であることを表明する施設であった。各王朝ごとに天壇が作られた。地壇と対をなす。圜丘壇、円丘壇、南郊、南壇、郊祀壇などとも呼ばれた。日本では臨時に郊祀が行われた記録はあるが、恒久的な施設は作られなかった。