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太平興国寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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印経院で出版されたのが宋代の印刷大蔵経の先駆けとなった『蜀版大蔵経』である。 | 印経院で出版されたのが宋代の印刷大蔵経の先駆けとなった『蜀版大蔵経』である。 | ||
2018年5月8日 (火) 時点における版
太平興国寺は中国開封にあった寺院。奝然が滞在。龍興寺が前身。後周955年に廃絶。宋977年に復興し元号から太平興国寺と名付けられた。境内に訳経院(のち伝法院と改称)、印経院が建てられた。1072年、日本の成尋・頼縁が伝法院に滞在。1119年に廃絶。元号寺。 印経院で出版されたのが宋代の印刷大蔵経の先駆けとなった『蜀版大蔵経』である。
978年、江西省袁州・山西省平陽府翼城県・同安邑県・同太原府五台山(現五郎廟)・江蘇省鐘山(現霊谷寺)・河北省開州・河南省開封府中牟県・同尉氏県・安徽省泗州などにも同名寺院が設けられた。