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本願寺八幡別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''本願寺八幡別院'''(ほんがんじ・はちまん・べついん)は滋賀県近江八幡市北元町にある[[西本願寺]]の[[浄土真宗本願寺派の別院寺院|別院]]。'''金台寺'''。'''八幡御坊'''。(参考:同名寺院[[八幡別院]]) | + | '''本願寺八幡別院'''(ほんがんじ・はちまん・べついん)は滋賀県近江八幡市北元町にある[[西本願寺]]の[[浄土真宗本願寺派の別院寺院|別院]]。[[御坊]]。旧称は'''金台寺'''。'''八幡御坊'''。(参考:同名寺院[[八幡別院]]) |
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異説として顕如が蒲生野に創建し、安土城築城で安土に移転。1593年、八幡城下に移転したともいう。 | 異説として顕如が蒲生野に創建し、安土城築城で安土に移転。1593年、八幡城下に移転したともいう。 | ||
- | + | 近世には金台寺、八幡御坊と呼ばれ、本山御堂衆が輪番を務め、近江触頭だった。 | |
与力寺院30寺があり、10寺が列座と称して御坊の法要に出仕した。 | 与力寺院30寺があり、10寺が列座と称して御坊の法要に出仕した。 | ||
1700年、本堂再建。 | 1700年、本堂再建。 |
2018年12月15日 (土) 時点における版
本願寺八幡別院(ほんがんじ・はちまん・べついん)は滋賀県近江八幡市北元町にある西本願寺の別院。御坊。旧称は金台寺。八幡御坊。(参考:同名寺院八幡別院)
歴史
顕如が安土に創建。織田信長が安土の町屋を蒲生野に移す計画したため、移転準備が進められていたが本能寺の変で中断。 1586年、安土城下町の八幡城下町への移転に伴い、現在地に移った。 異説として顕如が蒲生野に創建し、安土城築城で安土に移転。1593年、八幡城下に移転したともいう。
近世には金台寺、八幡御坊と呼ばれ、本山御堂衆が輪番を務め、近江触頭だった。 与力寺院30寺があり、10寺が列座と称して御坊の法要に出仕した。 1700年、本堂再建。 朝鮮通信使の宿所になった。 (日本歴史地名大系)