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真宗大谷派東北別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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真宗大谷派東北別院(しんしゅうおおたには・とうほく・べついん)は、宮城県仙台市宮城野区にある真宗大谷派の別院。近代になって開かれた新しい別院。仙台別院の後身とされる。西2.1kmに浄土真宗本願寺派の本願寺仙台別院がある。
歴史
1876年(明治9年)に新寺小路の正楽寺に本山東本願寺の出張所である仙台寺務出張所を開いたのが始まりとされる。2年後に独立して東二番丁に移り、仙台別院となった。16年に本堂が落慶したが翌年、何らかの事情で閉鎖となった。本堂造営には本願寺派や他の宗派も参加していた。23年、説教場が再び開かれ(場所不明)、35年には宮城教務所も併設された。大正2年(1913)、東北別院となり、東三番丁の宮城病院跡地に東本願寺総会所の旧建物を移して本堂としたが、昭和20年の仙台空襲で焼失した。昭和28年、現在地に土地を得て再建に取り掛かり、33年になって再建された。
参考文献
- 木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部