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皇徳寺(こうとくじ)は、薩摩国(鹿児島県鹿児島市)にあった、懐良親王ゆかりの曹洞宗寺院。廃絶。総持寺直末三十六門の一つ。総持寺の無外円昭が創建。山号は永谷山。
懐良親王が御所ケ原に建てた皇立寺が起源。谷山忠高は、親王の死後、位牌を皇立寺に納めたがのちに新しい寺を建て、位牌を移し、無外円昭を招いて皇徳寺とした。無著妙融が跡を継いだ。明治2年(1869)廃絶。