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美濃・願証寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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願証寺(がんしょうじ)は、岐阜県不破郡垂井町平尾(美濃国不破郡)にある浄土真宗寺院。東本願寺の御坊寺院だった。伊勢長島願証寺の名を継ぐ願証寺関連旧跡。浄土真宗東本願寺派。境内周辺は美濃国分尼寺跡地と推定されている。旧称は真徳寺。平尾御坊。(参考:同名寺院真徳寺)
歴史
美濃国安八郡三塚(岐阜県大垣市三塚町)の真徳寺は本願寺の東西分立とともに東西に別れ、従来の寺院が西本願寺末になると、栄寿が東本願寺末として新たに不破郡平尾に同名の真徳寺を創建した。1743年(寛保3年)、平尾御坊とされた。1773年(安永2年)、東本願寺は願証寺の名を与えた。長島願証寺を継ぐ寺院の多くが他派になっていたためか。大垣に支院があったが、1852年(嘉永5年)独立して開闡寺と称し、のち大垣別院となった。
戦後、真宗大谷派から離脱。東京・東本願寺を本山とする浄土真宗東本願寺派に所属している。
組織
住職
- 1証栄():幸俊。願証寺2世実恵の子か。
- 栄寿():
- 9真高():性栄。願証寺と改称。