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足利神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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足利神社(あしかが・じんじゃ)は栃木県足利市家富町の鑁阿寺にあった神社。祭神は「足利大権現大己貴命、倉稲魂国常立尊(あるいは稲荷)、日須美明神伊弉諾尊、天照大神大日霊尊、牛頭天王素戔嗚尊、加茂明神建角身命、貴布禰明神高〓命」(南北朝時代の「勤行次第」)。足利七社。足利権現、足利大権現。
創建不詳。元は足利家邸の鎮守で、鑁阿寺の鎮守となった。足利尊氏は足利義兼の遠忌の際に安房国の南毛谷郷を寄進した。6月26日に足利庄の住民を挙げて祭典を行っていた。徳川家斉が社殿再建し現存。明治4年、神仏分離のため神社としては廃絶。9月、社殿に足利歴代の像を奉遷して御霊屋(赤御堂)となった。 (『足利庄鑁阿寺』『鑁阿寺小史』)