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都祁・興善寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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興善寺(こうぜんじ)は、奈良県奈良市都祁白石(大和国山辺郡)にある融通念仏宗寺院。大和七大寺の一つ。山号は大栄山。(参考:同名寺院興善寺)
天正年間、道音が創建。 道音は多田家の馬取の弥助だった。1581年(天正9年)の織田信長の伊賀攻めで、多田は筒井順慶に従い、名張口で戦闘。弥助は黒田河原で6人を斬ったがいずれも親戚だったので出家して道音と称し、草庵を立てて念仏三昧に暮らした。阿弥陀如来から託宣を受け、平野(大念仏寺)に赴き、融通念仏を学び、十一尊仏を大念仏上人から授かったという。1696年(元禄9年)本堂を建立。
資料
- 「聞書覚書」
- 『都祁村史』「寺院・興善寺」[1]