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藤社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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藤社(ふじのやしろ)は三重県伊勢市一志町(伊勢国度会郡)にあった神社。元は伊勢神宮外宮の宮域内の今の神馬休養所の北あたりにあり、伊勢神宮所管だった。 祭神は彦国見賀岐建与束命など。度会氏の祖神を祀る神社。山田産土八社の一つ。坂社に合祀。伊勢神宮関連旧跡。村社。


伊勢国造天日別命の子の彦国見賀岐建与束命(度会氏の祖神)などを祀る。かつて外宮内にあった。神社の前に藤の木があったため、この名がついたという。外宮摂社度会国御神社の分社と言われ、もとは同社の鎮守であり、専女命を祭神にしたという説もある。明治4年11月、村社となる。明治6年6月、一志久保町・八日市場町からの請願により産土神として奉斎することとなり、神苑の北御門あたりに遷座。『宇治山田市史』の記述から考えると、『宇治山田市街全圖 神都』の北御門あたりの鳥居のマークが藤社だと思われる。。このときは社殿はなく、御神体は黒石だったという。明治42年3月に近隣の神社3社を合祀。翌年9月14日に神殿を造営した。昭和20年に坂社に合祀。


資料

  • 1797『伊勢参宮名所図会』「藤社」[1]
  • 東吉貞1895『神都名勝誌2』[2]
  • 松木時彦1926『神都古今百物語』「大切の石」[3]
  • 1926『三重県神社誌1』「藤社」[4]
  • 1929『宇治山田市史・下』「藤社」[5]
  • 三重県神職会1938『三重県下の特殊神事』「御頭神事」[6]
  • 安岡親毅1833『勢陽五鈴遺響』「藤社」[7]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%97%A4%E7%A4%BE」より作成

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