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天王殿は仏教建築において護法神を祀る伽藍。中国の寺院建築では、入り口を入ってすぐの場所にあり、本堂(大雄宝殿)の前方にあることが多い。中国における神仏習合を示す施設ともいえる。日本の寺院における仁王門のような位置付けにあると推定される。内部には側面に四天王を祀り、正面中央に弥勒(日本でいう布袋の姿)を祀り、弥勒仏の裏側に背中合わせに[[韋駄天]{を祀るのが定式のようである。日本では宇治・万福寺でみることができる。