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中臣氏旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2023年11月26日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
中臣氏は、天児屋根命を祖とする古代氏族。藤原氏の前身。大中臣氏も分かれる。「神祇の四姓」(王氏伯王家、中臣氏、斎部氏、卜部氏)の一つ。
歴代
上古
- 1天児屋根命:枚岡神社・春日大社祭神
- 2天押雲根命:春日若宮神社祭神
- 3天種子命:『日本書紀』によると神武天皇の東征に従軍したという。枚岡神社を創建した。天多禰伎命。
- 4宇佐津臣命:
- 5大御食津臣命:恩智神社祭神。
- 6伊香津臣命 :伊香具神社や開発・己爾乃神社の祭神。『続日本紀』781年条には伊賀都臣とある。
- 7梨迹臣命:梨津臣命とも。意富布良神社や乃弥神社の祭神。
- 8神聞勝命:『常陸国風土記』によると崇神天皇の時代に大坂山で鹿島大神の託宣を受けたという。
- 9久志宇賀主命:
- 10国摩大鹿島命:『倭姫命世記』によると初代神宮祭主。荒木田氏の遠祖。阿波庭神社祭神。
- 11臣狭山命:『常陸国風土記』によると景行天皇の時代に託宣を受け鹿島神宮の御船祭を始めたという。狭山神社祭神。『続日本紀』781年条には意美佐夜麻とある。巨狭山命とも。
- 12雷大臣命:卜部氏や壱岐氏の遠祖。『日本書紀』によると、烏賊津連と称し、神功皇后が神懸かりを行った時、審神者を務めたという。天諸羽神社・雷神社・能理刀神社・太祝詞神社・霹靂神社・雷命神社・裳着神社の祭神。中臣烏賊津使主とも。
- 13大小橋命:「中臣宮処氏本系帳」に浪速国大県の味原里で生まれたとある。鶴橋・比売許曽神社の祭神。同神社飛地境内社の産湯神社は大小橋命の産湯とされ、また近くには胞衣塚もある。『摂津名所図会』や『摂津名所図会大成』は御勝山古墳を墓と伝える。
- 14中臣阿麻毘舎:
- 15中臣阿毘古:
- 16中臣真人:
- 17中臣鎌子:『日本書紀』によると欽明天皇の時代、物部尾輿と共に仏教受容に反対したという。
- 18中臣黒田:
- 19中臣常盤:中臣賜姓。
- 20中臣可多能祜:中臣方子とも。
- 21中臣御食子:蘇我蝦夷と共に舒明天皇を擁立した。中臣弥気とも。
- 22中臣鎌足:藤原氏の祖。