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蝦夷・善光寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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善光寺(ぜんこうじ)は、北海道伊達市にある浄土宗寺院。江戸時代、蝦夷三官寺の一つで、檀林格だった。浄土宗知恩院派。大臼山。有珠善光寺。
826年、円仁が創建したという寺伝があるが、1613年に松前藩初代藩主の松前慶広が小堂を建てたのが、実質的な始まりである。円空も訪れている。 1804年、蝦夷三官寺の一つに指定された。茅葺き屋根の本堂・客殿が残る。増上寺山内に出張所があった。住職は寺社奉行から任命された。 (同寺ウェブサイト、高嶋弘志「近世蝦夷地の仏教と寺院」)