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安楽寿院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年12月27日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
鳥羽離宮の付属寺院。鳥羽天皇と近衛天皇の菩提寺。京都府京都市伏見区。真言宗智山派。
保延3年(1137)、鳥羽天皇が鳥羽離宮の東殿を改めて寺とし、阿弥陀如来を祭り、翌年、覚行法親王(史上初の法親王)を導師として開創した。保延5年、五重宝塔(本御塔)を建立し、卍字阿弥陀を祭った。卍字阿弥陀は現在本堂に遷されている。本御塔は鳥羽天皇陵となった。
皇后陵として建てられた新御塔は近衛天皇陵となった。
天正13年(1585)に豊臣秀吉が寺領を寄進し、復興した。
(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』)
歴代住職
(富田学純『新義真言宗史』[1])