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丹生寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年5月16日 (水)
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- | '''丹生寺'''(たんじょうじ)は摂津国八部郡(兵庫県神戸市北区山田町坂本)にあった[[天台宗]]寺院。本尊十一面観音。[[修験道]][[当山派]]の[[正大先達]]の一つ。'''明要寺'''。 | + | '''丹生寺'''(たんじょうじ)は摂津国八部郡(兵庫県神戸市北区山田町坂本)にあった[[観音信仰]]の[[天台宗]]寺院。本尊十一面観音。[[修験道]][[当山派]]の[[正大先達]]の一つ。'''明要寺'''。 |
[[法道]]の創建という。南北朝時代には南朝方の山城となった。本堂の他、食堂、十王堂、護法善神祠、大師堂、鐘堂、桜本坊、如真坊、舟井坊(智勝院)、尾崎坊(大光院)、山王権現社などがあった。近世は[[醍醐寺三宝院]]末だった。明治の廃仏毀釈で廃絶。鎮守の山王権現社は[[丹生神社]]と称して現存する。(日本歴史地名大系) | [[法道]]の創建という。南北朝時代には南朝方の山城となった。本堂の他、食堂、十王堂、護法善神祠、大師堂、鐘堂、桜本坊、如真坊、舟井坊(智勝院)、尾崎坊(大光院)、山王権現社などがあった。近世は[[醍醐寺三宝院]]末だった。明治の廃仏毀釈で廃絶。鎮守の山王権現社は[[丹生神社]]と称して現存する。(日本歴史地名大系) |
2018年5月16日 (水) 時点における最新版
丹生寺(たんじょうじ)は摂津国八部郡(兵庫県神戸市北区山田町坂本)にあった観音信仰の天台宗寺院。本尊十一面観音。修験道当山派の正大先達の一つ。明要寺。
法道の創建という。南北朝時代には南朝方の山城となった。本堂の他、食堂、十王堂、護法善神祠、大師堂、鐘堂、桜本坊、如真坊、舟井坊(智勝院)、尾崎坊(大光院)、山王権現社などがあった。近世は醍醐寺三宝院末だった。明治の廃仏毀釈で廃絶。鎮守の山王権現社は丹生神社と称して現存する。(日本歴史地名大系)