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京都・天性寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年7月26日 (月)
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旧地には今も上京区曼陀羅町の地名が残る。当麻町の名もあった。 | 旧地には今も上京区曼陀羅町の地名が残る。当麻町の名もあった。 | ||
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江戸時代には当麻寺と同様の練供養が行われていた。 | 江戸時代には当麻寺と同様の練供養が行われていた。 | ||
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真鍮開祖の藤左衛門、原在中、横山清暉、池田雲樵、池田桂仙の墓がある。 | 真鍮開祖の藤左衛門、原在中、横山清暉、池田雲樵、池田桂仙の墓がある。 | ||
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2021年7月26日 (月) 時点における最新版
天性寺は京都府京都市中京区天性寺前町にある浄土宗寺院。当麻曼荼羅信仰、中将姫信仰の寺院として知られる。山号は曼荼羅山。(参考:同名寺院天性寺)
大永年間、大和国の当麻寺の念仏堂(不詳)の眼誉が当麻曼荼羅の複製を作り、京都布教を志して西陣に創建した。 旧地には今も上京区曼陀羅町の地名が残る。当麻町の名もあった。 1587年(天正15年)、豊臣秀吉の命で現在地に移転した。 北には本能寺があり、南には矢田寺がある。 1788年(天明8年)の天明の大火で焼失したが、文化年間に再建した。 十一面観音は織姫観音とも呼ばれ、中将姫の化身とされた(現存不詳)。 江戸時代には当麻寺と同様の練供養が行われていた。 現在の本堂は明治維新の際に東京に引っ越して不用になった公卿の屋敷を移築したものという。 表門は梶井宮から移築した。鎮守の弁天堂は天河大弁財天から分霊したという。宇賀神弁財天の神像を祀るという。 真鍮開祖の藤左衛門、原在中、横山清暉、池田雲樵、池田桂仙の墓がある。 (『日本歴史地名大系』、境内由緒書)