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会津・妙法寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年12月14日 (月)
妙法寺(みょうほうじ)は、福島県会津若松市馬場本町にある日蓮宗の本山寺院。日什門流開祖の日什の没地。顕本法華宗別格山。 見付玄妙寺を「得道の寺」、会津妙法寺を「入涅槃の寺」、京都妙満寺を「初転法輪の寺」とし、「三所一寺」という言い方もされる。 宝塔山。会津妙法寺。(参考:同名寺院妙法寺)
歴史
長年の京都布教から故郷に帰還した日什のために、母方の実家である葦名家の寄進で一寺を創建し妙法寺と称した。1391年(元中8年/明徳2年)のことで、日什死去の直前であった。1392年(元中9年/明徳3年)2月28日、日什はこの寺で死去したという。会津・妙国寺に葬られた。 1589年、蒲生伊達の兵火で焼失。1593年に蒲生氏郷が再建した。 戊辰戦争で焼失。1911年、宗派の資金で伽藍を再興した。 戦後の顕本法華宗独立に参加した。 (『日本歴史地名大系』)