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国分八幡宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2015年4月6日 (月)
国分八幡宮は、香川県高松市国分寺町にある、讃岐国の国府八幡宮だったとみられる八幡宮。古代讃岐国分寺の鎮守と伝え、寺跡の北東約1kmにある。讃岐国分尼寺跡も近い。讃岐国府からは北東約3km。
天平勝宝年間、讃岐国分寺の鎮守、阿野郡七郷の産土神として創建。空海が讃岐国分寺を中興したとき、当社も修復したという。あるいは久安2年(1146)に石清水八幡宮から分霊したともいう。
鎌倉時代、新居城主香西資村が崇敬した。天正年間の兵乱で焼失。慶長2年、藩主生駒親正が再建。のち生駒家に代わって入国した高松藩松平家も庇護した。万治年間の火災後、現在地に遷座再建した(元は西隣の宮池周辺で、場所はほとんど変わらない?)。 (国分八幡宮ウェブサイト、高松市讃岐国分寺跡資料館ウェブサイト)