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国泰寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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国泰寺(こくたいじ)は、富山県高岡市にある臨済宗の本山寺院。本尊は釈迦如来。慈雲妙意が創建。法燈派の拠点で、臨済宗国泰寺派大本山。普化宗ともゆかり深い。当初は二上山にあり、東松寺と称した。中世末、雪庭祝陽が現在地に移した。専門道場が設置されている(国泰僧堂)。山号は摩頂山。(参考:同名寺院国泰寺_(同名))
目次 |
歴史
江戸時代、法燈派の総本山と認められたこともある。江戸時代には妙心寺末となる。 明治9年、相国寺派になったが、明治38年に国泰寺派となった。
組織
住職
- 1慈雲妙意(1274-1345)<>:開山。
- 2絶崖覚雲()<>:
- 3寂岸心光()<>:
- 27雪庭祝陽()<>:
- 38別伝()<>:
- 53実応是参
住職(近代)
独立以降は管長在職期間を住職在職期間とみなした。
- 54越叟義格(1837-1884)<1874-1884>:松尾義格。全生庵を創建。山岡鉄舟と協力して国泰寺を復興。
- 55雪門玄松(1850-1915)<1884->:道津雪門。西田幾多郎の師匠。
- 56瑞雲義寛()<?-1909>:梅田瑞雲。国泰寺派管長初代。1963年(昭和38年)管長。
- 57龍水英堯(1857-1934)<1909-1934>:佐竹龍水。国泰寺派管長2代。1909年(明治42年)師家・管長を就任。
- 58悦巌大喜(1887-1944)<1934-1944>:勝平大喜。国泰寺派管長3代。1934年(昭和9年)師家・管長を就任。
- 59大眉敬俊(1882-1964)<1944-1951>:釈大眉。国泰寺派管長4代。1944年(昭和19年)9月、師家・管長を就任。1951年(昭和26年)3月退任。
- 60江嶽義南(1883-1953)<1952-1953>:飯塚江嶽。国泰寺派管長5代。1952年(昭和27年)師家・管長を就任。1953年(昭和28年)在職中に死去。
- 61大拙宗演(1899-1973)<1953-1963>:寺本大拙。国泰寺派管長6代。1953年(昭和28年)師家・管長を就任。1963年(昭和38年)退任。妙心寺東海庵に隠棲。
- 62心田元明(1906-1986)<1964-1986>:稲葉心田。国泰寺派管長7代。1964年(昭和39年)5月師家・管長を就任。
- 63大道宗弘(1947-)<1987->:沢大道。国泰寺派管長8代。1987年(昭和62年)9月、師家・管長を就任。
『望月仏教大辞典』は57世まで。