ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
大和・百済寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2021年5月5日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
百済寺(くだらでら)は奈良県北葛城郡広陵町百済にある真言宗寺院。本尊は十一面観音。高野山真言宗。大安寺関連旧跡。(参考:同名寺院百済寺_(同名))
823年(弘仁14年)、空海が百済大寺を偲び、その跡地に百済寺を創建したと伝える。 中世にはそれなりの規模のあった寺院だったらしい。鎌倉時代、三重塔を建立し現存する。大日如来を祀る。室町時代には多武峰領に属し、大和・妙楽寺の寺僧が管理した。慶長年間には東之坊・中之坊・観惣坊・禅覚坊・行舜坊・賢良坊があった。本堂は大織冠とも呼ばれて、談山神社旧殿という。春日若宮神社がある。(日本歴史地名大系ほか)