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大酒神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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2020年1月16日 (木) 時点における版
大酒神社(おおさけ・じんじゃ)は、京都府京都市右京区太秦にある秦氏ゆかりの神社。祭神は秦始皇帝・弓月王・秦酒公で、相殿に兄媛命(呉織女)、弟媛命(漢織女)を祀る(境内由緒書)。広隆寺の鎮守。官社。村社。大酒は大辟とも大裂とも表記した。大酒明神。
歴史
始皇帝の子孫で秦氏の祖とされる功満王が渡来したとき、祖神を祀ったのが始まりという。 849年9月16日、従五位下。『広隆寺縁起』によれば 1086年4月に正一位。
明暦年間、呉織女、漢織女を合祀。 元は広隆寺桂宮院内にあったが、明治の神仏分離で現在地に移転したという。 摩多羅神を祀る牛祭が行われていた。 木枯神社も合祀するらしい。 (『日本歴史地名大系』、境内由緒書ほか)