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宇多天皇陵

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年11月11日 (土)

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[[File:Uda-tenno-ryo_003.jpg|宇多天皇陵拝所|thumb|400px]]
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京都府京都市右京区鳴滝宇多野谷にある[[宇多天皇]]の[[陵墓]]。'''大内山陵'''(おおうちやまのみささぎ )。[[仁和寺関連旧跡]]。
京都府京都市右京区鳴滝宇多野谷にある[[宇多天皇]]の[[陵墓]]。'''大内山陵'''(おおうちやまのみささぎ )。[[仁和寺関連旧跡]]。
『日本紀略』によると931年(承平1年)7月19日、宇多天皇は自らが建てた[[仁和寺]]にて65歳で崩御。『帝王編年記』によると8月5日、仁和寺裏山の大内山で火葬されたが、遺詔により山陵と国忌は設けられなかったという。しかし日本紀略の9月5日条に「大内山陵」に「改葬」したとある。
『日本紀略』によると931年(承平1年)7月19日、宇多天皇は自らが建てた[[仁和寺]]にて65歳で崩御。『帝王編年記』によると8月5日、仁和寺裏山の大内山で火葬されたが、遺詔により山陵と国忌は設けられなかったという。しかし日本紀略の9月5日条に「大内山陵」に「改葬」したとある。
長年、所在不明だったが1855年(安政2年)の浅野長祚著『歴代廟陵考補遺』で大内山内の現在地が示された。'''宇多冢'''と呼ばれていたともいう。1863年(文久3年)の文久の修陵で陵墓として整備した。(『国史大辞典』、『日本歴史地名大系』、『文久山陵図』228)
長年、所在不明だったが1855年(安政2年)の浅野長祚著『歴代廟陵考補遺』で大内山内の現在地が示された。'''宇多冢'''と呼ばれていたともいう。1863年(文久3年)の文久の修陵で陵墓として整備した。(『国史大辞典』、『日本歴史地名大系』、『文久山陵図』228)
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近くに[[光孝天皇陵]]や[[御室陵墓参考地]]もある。
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file:宇多天皇陵・光孝天皇陵・道標(1).jpg|道標
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file:宇多天皇陵・光孝天皇陵・道標(2).jpg|道標
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ファイル:御室陵墓参考地-01.jpeg|仁和寺の大内山八十八箇所霊場の脇に宇多天皇陵の参道入口の石碑がある。
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file:宇多天皇陵・入口.jpg|
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ファイル:御室陵墓参考地-02.jpeg
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ファイル:御室陵墓参考地-03.jpeg|
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ファイル:御室陵墓参考地-04.jpeg|参道沿いに御室陵墓参考地もある
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File:Uda-tenno-ryo_005.jpg|参道入口
File:Uda-tenno-ryo_001.jpg|入口
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File:Uda-tenno-ryo_002.jpg|制札
File:Uda-tenno-ryo_002.jpg|制札
File:Uda-tenno-ryo_004.jpg|墓域
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2023年11月11日 (土) 時点における最新版

宇多天皇陵拝所

京都府京都市右京区鳴滝宇多野谷にある宇多天皇陵墓大内山陵(おおうちやまのみささぎ )。仁和寺関連旧跡

『日本紀略』によると931年(承平1年)7月19日、宇多天皇は自らが建てた仁和寺にて65歳で崩御。『帝王編年記』によると8月5日、仁和寺裏山の大内山で火葬されたが、遺詔により山陵と国忌は設けられなかったという。しかし日本紀略の9月5日条に「大内山陵」に「改葬」したとある。 長年、所在不明だったが1855年(安政2年)の浅野長祚著『歴代廟陵考補遺』で大内山内の現在地が示された。宇多冢と呼ばれていたともいう。1863年(文久3年)の文久の修陵で陵墓として整備した。(『国史大辞典』、『日本歴史地名大系』、『文久山陵図』228) 近くに光孝天皇陵御室陵墓参考地もある。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%AE%87%E5%A4%9A%E5%A4%A9%E7%9A%87%E9%99%B5」より作成

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