宇治上神社

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

2020年8月30日 (日) 時点における版

宇治神社・宇治上神社（国土地理院空中写真より）

宇治（国土地理院空中写真より）

宇治上神社（うじがみ・じんじゃ）は、京都府宇治市宇治山田にある神社。祭神は応神天皇（中殿）、菟道稚郎子（左殿）、仁徳天皇（右殿）。本殿は現存最古の神社建築として知られる。宇治神社（下社、若宮）に対して上社、本宮と呼ばれ、合わせて宇治鎮守明神、離宮明神、離宮八幡と呼ばれる。官社「宇治神社」。村社。

菟道稚郎子がいたとされる山城国の離宮桐原日桁宮の旧跡という。 醍醐天皇が山城国司に命じて創建した。 1883年(明治16年)に、宇治上神社と宇治神社に分離されたという。 境内には天降石、春日神社、住吉神社、香椎神社、厳島神社、稲荷神社、桐原水などがある。

古様の神宝「浅沓」、「宇治上神社文書」を所蔵する。 （『日本歴史地名大系』、『国史大辞典』ほか）

宇治上神社　「式内宇治神社」石碑	宇治上神社鳥居	宇治上神社入口	宇治上神社拝殿
宇治上神社本殿覆屋	宇治上神社本殿覆屋	宇治上神社本殿覆屋側面	宇治上神社扁額
宇治上神社・磐座	宇治上神社	宇治上神社	宇治上神社
宇治上神社	宇治上神社・稲荷神社	宇治上神社・稲荷塚