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幸善寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | + | 元は大隅国桑原郡栗野郷にあった。1721年(享保6年)、藩主島津吉貴が加紫久利神社再建の際、廃寺となっていた幸善寺も再興。智積院13世快存を開山とし、鹿児島安養院の看敞が2世として入った。翌年、大覚寺門跡から「荘厳院」の院室号を与えられた。明治初年の神仏分離で廃絶。(日本歴史地名大系) | |
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2018年12月31日 (月) 時点における版
幸善寺(こうぜんじ)は薩摩国出水郡(鹿児島県出水市下鯖町)にあった真言宗寺院。本尊は聖観音。加紫久利神社別当。智積院末。大覚寺門跡の院室兼帯寺院「荘厳院」。山号は加紫久利山。
歴史
元は大隅国桑原郡栗野郷にあった。1721年(享保6年)、藩主島津吉貴が加紫久利神社再建の際、廃寺となっていた幸善寺も再興。智積院13世快存を開山とし、鹿児島安養院の看敞が2世として入った。翌年、大覚寺門跡から「荘厳院」の院室号を与えられた。明治初年の神仏分離で廃絶。(日本歴史地名大系)