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建仁寺禅居庵
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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建仁寺禅居庵は、京都府京都市東山区小松町にある臨済宗寺院。本尊は聖観音。建仁寺塔頭。摩利支天信仰で知られる。臨済宗建仁寺派。
歴史
元からの渡来僧で建仁寺23世・南禅寺14世の清拙正澄(1274-1339)の隠居所として1333年、創建。開基は小笠原貞宗。この地で死去し塔所となった。塔号を霊明という。 清拙正澄が将来した像を祀る摩利支天堂は1547年の再建。 伯元清禅、天与清啓が住し、境内に浄居軒を構えた。
(『日本歴史地名大系』、『国史大辞典』)