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於保多神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''天満宮'''は1665年(寛文5年)に富山初代藩主前田利次が[[時宗]][[浄禅寺]]内に創建。[[前田家]]は[[菅原氏]]を称し、菅原道真を祖神として重視した。1708年(宝永5年)に現在地に遷座。'''富山天神社'''と称した。 | '''天満宮'''は1665年(寛文5年)に富山初代藩主前田利次が[[時宗]][[浄禅寺]]内に創建。[[前田家]]は[[菅原氏]]を称し、菅原道真を祖神として重視した。1708年(宝永5年)に現在地に遷座。'''富山天神社'''と称した。 | ||
- | '''国玉社'''は1810年(文化7年) | + | '''国玉社'''は1810年(文化7年)に富山9代藩主前田利幹が前田利次の神霊を祀って創建。1873年(明治6年)'''於保多神社'''と改称した。 |
- | 1874年(明治7年) | + | 1874年(明治7年)、天満宮に於保多神社を合祀し、合併。1876年(明治9年)4月県社。 |
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2018年11月27日 (火) 時点における版
於保多神社(おおた・じんじゃ)は富山県富山市於保多町(越中国新川郡)にある天満信仰・霊神信仰の神社。天満宮と国玉社が合併して成立。祭神は菅原道真・前田利次・前田正甫・前田利保。領主奉斎神社。県社。
歴史
天満宮は1665年(寛文5年)に富山初代藩主前田利次が時宗浄禅寺内に創建。前田家は菅原氏を称し、菅原道真を祖神として重視した。1708年(宝永5年)に現在地に遷座。富山天神社と称した。
国玉社は1810年(文化7年)に富山9代藩主前田利幹が前田利次の神霊を祀って創建。1873年(明治6年)於保多神社と改称した。
1874年(明治7年)、天満宮に於保多神社を合祀し、合併。1876年(明治9年)4月県社。 (日本歴史地名大系)