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日応寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年2月9日 (土)
日応寺は岡山県岡山市北区日応寺(備前国津高郡)にある日蓮宗寺院。本尊は十界大曼荼羅。報恩大師の創建で栄西が修行した旧跡と伝える。山号は勅命山。
歴史
奈良時代、報恩大師が三論宗寺院として創建し、応永山法華経寺と称したと伝える。報恩が創建した大和子島寺の旧仏と伝える不動明王と毘沙門天が番神堂に祀られている。
平安時代には天台宗となった。栄西が修行した寺院といわれ、福岡・誓願寺の縁起に栄西が自ら記した「備前州日応山入唐法師栄西」という記述の「日応山」が日応寺に当たると言われ、栄西がいた根拠とされる。
戦国時代、日蓮宗信者であった金川城城主松田氏により改宗される。 (日本歴史地名大系)