ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

本願寺国府別院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページの作成:「新潟県上越市にある西本願寺別院Category:新潟県」)
1行: 1行:
-
新潟県上越市にある[[西本願寺]]の[[浄土真宗本願寺派の別院寺院|別院]]。
+
'''本願寺国府別院'''(ほんがんじ・こくふ・べついん)は新潟県上越市国府にある[[西本願寺]]の[[浄土真宗本願寺派の別院寺院|別院]]。[[親鸞]]の旧跡とされる。旧称は'''小丸山別院'''。
 +
 
 +
== 歴史 ==
 +
江戸時代、愛宕山麓にある小丸山が親鸞の旧称として信仰を集めた。愛宕神社別当天台宗宝持院の土地だった。現在も袈裟を掛けたという松がある。1645年(正保2年)の図には「親鸞御旧蹟」と描かれている。1681年(天和1年)、[[高田瑞泉寺]]が1685年(貞享2年)直江津勝蓮寺が石燈籠を寄進。1761年(宝暦11年)親鸞500回忌に瑞泉寺と信濃[[康楽寺]]が仮小屋を建てた。翌年、宝持院が阿弥陀堂を建立。
 +
 
 +
1805年(文化2年)、西本願寺の公認を得て本堂を建立。
 +
1871年(明治4年)、西本願寺が土地を買収。
 +
1876年(明治9年)、本願寺小丸山別院と称す。1930年(昭和5年)、本願寺国府別院と改称した。
 +
(日本歴史地名大系)
[[Category:新潟県]]
[[Category:新潟県]]

2018年12月14日 (金) 時点における版

本願寺国府別院(ほんがんじ・こくふ・べついん)は新潟県上越市国府にある西本願寺別院親鸞の旧跡とされる。旧称は小丸山別院

歴史

江戸時代、愛宕山麓にある小丸山が親鸞の旧称として信仰を集めた。愛宕神社別当天台宗宝持院の土地だった。現在も袈裟を掛けたという松がある。1645年(正保2年)の図には「親鸞御旧蹟」と描かれている。1681年(天和1年)、高田瑞泉寺が1685年(貞享2年)直江津勝蓮寺が石燈籠を寄進。1761年(宝暦11年)親鸞500回忌に瑞泉寺と信濃康楽寺が仮小屋を建てた。翌年、宝持院が阿弥陀堂を建立。

1805年(文化2年)、西本願寺の公認を得て本堂を建立。 1871年(明治4年)、西本願寺が土地を買収。 1876年(明治9年)、本願寺小丸山別院と称す。1930年(昭和5年)、本願寺国府別院と改称した。 (日本歴史地名大系)

http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%9C%AC%E9%A1%98%E5%AF%BA%E5%9B%BD%E5%BA%9C%E5%88%A5%E9%99%A2」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール