出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
(
差分)
←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
梶原寺(かじわらでら)は、摂津国島上郡(大阪府高槻市梶原)にあった古代寺院。東大寺の瓦を焼いたという。跡地に畑山神社がある。『正倉院文書』に名前がみえ、奈良時代までには成立していた。正倉院文書の摂津職解によると、756年(天平勝宝8年)、造東大寺司は東大寺廻廊のために四天王寺と梶原寺に瓦製作を依頼したという。
- 2017『梶原寺跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書287[1]