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泉涌寺来迎院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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泉涌寺来迎院は京都府京都市東山区泉涌寺山内町にある真言宗寺院。本尊は阿弥陀如来。泉涌寺子院。荒神社の別当という側面のほうが強いと思われる。日本最初の三宝荒神という。泉涌寺関連旧跡。(参考:同名寺院来迎院_(同名)) 空海の創建と伝える。 空海は唐で感得した三宝荒神を祀った。 1218年(建保6年)、泉涌寺長老4世の月翁智鏡(生没年不詳)が藤原信房の帰依を得て中興。智鏡は入宋した時に蘭渓道隆と交流し、来日を促した。そして1246年(寛元4年)に来日した時には1年近く来迎院に滞在した。 1470年(文明2年)の兵火で荒廃。 1597年(慶長2年)、後陽成天皇が再建。 荒神堂がある。 安楽光院を併合したという。 (『日本歴史地名大系』ほか)