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瀧山東照宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年1月9日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
瀧山東照宮(たきさん・とうしょうぐう)は愛知県岡崎市滝町にある東照宮。村社。別当は瀧山寺。一時、常盤神社と称した。
1644年10月18日、将軍徳川家光は大樹寺に東照宮造営を命じ、調査が行われた(徳川実紀)。しかし、実現はせず(大樹寺に霊屋はある)、瀧山寺に建てられた。 「三州瀧山の御宮は神祖御生誕の地なり」ということが意識された。 1645年2月、竹中重常を瀧山東照宮造営奉行に任命。5月に起工した。 8月7日、青龍院亮盛が別当に任命された。 9月15日、正遷宮があり、17日に法会が営まれた。松平勝隆が将軍代参として、品川高如が世嗣代参として参向した。 12月17日、東照宮領200石が加増され、瀧山寺領は朱印地612石となった。 1647年から、日光東照宮、久能山東照宮と同様に幕府に鏡餅を受けるようになった。 1873年、神仏分離。無格社。 1916年、白山神社などを合祀。常盤神社(常磐神社)と改称した。 1954年、元の瀧山東照宮に改称した。 (『日本歴史地名大系』)