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皇龍寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年8月27日 (日)
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'''皇龍寺'''(こうりゅうじ)は、韓国慶尚北道[[慶州市]]九黄洞にあった[[朝鮮仏教|仏教]]寺院。廃絶。新羅官寺の首位に置かれ、新羅最大の伽藍を誇った。新羅時代の[[七処伽藍]]の一つとされる。'''黄龍寺'''とも。 | '''皇龍寺'''(こうりゅうじ)は、韓国慶尚北道[[慶州市]]九黄洞にあった[[朝鮮仏教|仏教]]寺院。廃絶。新羅官寺の首位に置かれ、新羅最大の伽藍を誇った。新羅時代の[[七処伽藍]]の一つとされる。'''黄龍寺'''とも。 | ||
2023年8月27日 (日) 時点における最新版
皇龍寺(こうりゅうじ)は、韓国慶尚北道慶州市九黄洞にあった仏教寺院。廃絶。新羅官寺の首位に置かれ、新羅最大の伽藍を誇った。新羅時代の七処伽藍の一つとされる。黄龍寺とも。
歴史
新羅の真興王14年(553)造営開始。善徳王13年(644)落慶。 金堂に丈六仏が祀られ、九層の木造の塔があった。 創建当初は一塔一金堂式だったが、統一新羅時代に一塔三金堂式で再建された。 元暁が皇龍寺で出家している。新羅仏教で興隆した華厳宗などが説かれた。 高麗時代の1238年に蒙古襲来で焼失して廃絶。