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美術仏教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2019年12月31日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
美術仏教は日本仏教の中で近代以降、美術的価値観を軸として展開してきた領域。特に仏像・仏画が重視される。 神社非宗教論に似た側面がある。南都仏教との関わりが比較的強い。 興福寺のように、教義的には重要でない阿修羅像が、あたかもその施設の重要な像であるかのように配置されるなど、寺院の活動に大きな影響を与えている。 学者やマスコミとの関係が強い。
年譜
- 1868:神仏分離
- 1871:政府、古器旧物の保全を地方に命じる。
- 1872:文部省博物局、湯島聖堂で博覧会を開催。
- 1872:文部省博物局、東海近畿で古器旧物調査を行う。壬申検査。
- 1873:ウィーン万博
- 1875:奈良博覧会
- 1877:上野公園で内国勧業博覧会
- 1886:文部省図画取調掛が大和調査
- 1888:宮内省、臨時全国宝物取調局を設置。
- 1889:帝国博物館、設置。
- 1889:『国華』創刊。
- 1895:帝国奈良博物館
- 1897:古社寺保存法
- 1898:岡倉天心、日本美術院設立。
- 1919:史蹟名勝天然紀念物保存法、制定
- 1922:飛鳥園創業
- 1929:国宝保存法
- 1933:重要美術品等の保存に関する法律、制定
- 1945:敗戦
- 1946:正倉院展開始
- 1946:美術院、京都へ
- 1949:法隆寺金堂焼損
- 1950:文化財保護法成立
- 奈良国立博物館、仏教専門へ
- 1988:シルクロードブーム
- 1993:世界遺産登録
- 1993:見仏記
- 2009:阿修羅ブーム
人物
- 岡倉天心
- フェノロサ
- 西村公朝
- 高村光雲