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菩提樹院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年6月28日 (日)

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後一条天皇の菩提寺。陵墓護持寺院。後一条天皇は1036年(長元9年)に崩御し、神楽岡の東麓で火葬された。葬儀の様子は『左経記』に詳しく記されている。いったん[[京都・浄土寺]]に遺骨を納められたが、母の上東門院藤原彰子が火葬所に菩提樹院を創建し、そこに御堂を建立して[[後一条天皇陵|陵墓]]となった。その後、寺院は廃絶した。文久の修陵で跡地が「御火所」として整備され、1889年(明治22年)に陵墓と指定した。(文久山陵図230)
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[[file:Kokudo0087.jpg|thumb|300px|後一条天皇菩提樹院陵(国土地理院空中写真より)]]
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[[file:Kokudo0084.jpg|thumb|300px|大元宮周辺(国土地理院空中写真より)]]
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[[file:Kokudo0080.jpg|thumb|300px|吉田山周辺(国土地理院空中写真より)]]
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'''菩提樹院'''は、後一条天皇の菩提寺。陵墓護持寺院。後一条天皇は1036年(長元9年)に崩御し、神楽岡の東麓で火葬された。葬儀の様子は『左経記』に詳しく記されている。いったん[[京都・浄土寺]]に遺骨を納められたが、母の上東門院藤原彰子が火葬所に菩提樹院を創建し、そこに御堂を建立して[[後一条天皇陵|陵墓]]となった。その後、寺院は廃絶した。文久の修陵で跡地が「御火所」として整備され、1889年(明治22年)に陵墓と指定した。(文久山陵図230)
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File:Goichijo-tenno-ryo_001.jpg|後一条天皇陵 拝所
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File:Goichijo-tenno-ryo_001.jpg|後一条天皇陵 拝所(菩提樹院跡)
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[[category:京都府]]
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2020年6月28日 (日) 時点における最新版

後一条天皇菩提樹院陵(国土地理院空中写真より)
大元宮周辺(国土地理院空中写真より)
吉田山周辺(国土地理院空中写真より)

菩提樹院は、後一条天皇の菩提寺。陵墓護持寺院。後一条天皇は1036年(長元9年)に崩御し、神楽岡の東麓で火葬された。葬儀の様子は『左経記』に詳しく記されている。いったん京都・浄土寺に遺骨を納められたが、母の上東門院藤原彰子が火葬所に菩提樹院を創建し、そこに御堂を建立して陵墓となった。その後、寺院は廃絶した。文久の修陵で跡地が「御火所」として整備され、1889年(明治22年)に陵墓と指定した。(文久山陵図230)

http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%8F%A9%E6%8F%90%E6%A8%B9%E9%99%A2」より作成

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