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葦守八幡宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2011年5月25日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
葦守八幡宮 あしもり はちまんぐう | |
概要 | 応神天皇離宮の葉田葦守宮跡に鎮座する八幡宮。 |
所在地 | 岡山県岡山市北区下足守 |
所在地(旧国郡) | 備中国賀陽郡 |
社格など | 郷社 |
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葦守八幡宮は、応神天皇の離宮跡に鎮座する八幡宮。祭神は、「応神天皇、神功皇后、玉依媛命、兄媛命、御友別命」である(岡山県神社庁ウェブサイト) 。
『日本書紀』によると応神天皇は即位22年に吉備に行幸した。故郷の吉備に帰った妃の兄媛を慕っていったものであった。吉備では葉田葦守宮(はだのあしもりのみや)に滞在し、御友別命(兄媛の兄)の歓迎を受けた。その後、応神天皇崩御後に御友別命の子である中津彦命が宮跡に祀ったのが葦守八幡宮の始まりとされる。平安時代末期の「備中国足守荘絵図」(国宝・神護寺蔵)に記載があり、古社であることが史料上も確認できる。中津彦命の末裔の賀陽氏が奉仕した。1607年(慶長12年)には豊臣秀頼が豊臣家再興を祈願して、神鏡が奉納されている。木下家足守藩の総鎮守であった。鳥居は年代刻銘のある最古の鳥居で国重要文化財である。郷社。 (岡山県神社庁ウェブサイト)