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閑院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年1月14日 (土)
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藤原冬嗣に始まる邸宅で摂関家がたびたび用いた。里内裏としては[[後三条天皇]]が閑院内裏で即位したのに始まり、[[堀河天皇]]、[[白河上皇]]、[[高倉天皇]]、[[後鳥羽天皇]]、[[土御門天皇]]、[[後深草天皇]]などが用いた。東に[[東三条院]]、西に[[堀河院]]があった。 | 藤原冬嗣に始まる邸宅で摂関家がたびたび用いた。里内裏としては[[後三条天皇]]が閑院内裏で即位したのに始まり、[[堀河天皇]]、[[白河上皇]]、[[高倉天皇]]、[[後鳥羽天皇]]、[[土御門天皇]]、[[後深草天皇]]などが用いた。東に[[東三条院]]、西に[[堀河院]]があった。 | ||
- | + | 1259年の焼失で廃絶した。戦国時代の1521年〜1583年頃にはこの地に[[日蓮宗]]の大刹[[妙顕寺]]があった。現在は[[真宗大谷派]]西福寺の角に「此付近閑院内裏」碑が建つ。 | |
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2023年1月14日 (土) 時点における最新版
閑院内裏は平安京二条(京都府京都市中京区古城町付近)にあった里内裏。閑院第。
藤原冬嗣に始まる邸宅で摂関家がたびたび用いた。里内裏としては後三条天皇が閑院内裏で即位したのに始まり、堀河天皇、白河上皇、高倉天皇、後鳥羽天皇、土御門天皇、後深草天皇などが用いた。東に東三条院、西に堀河院があった。 1259年の焼失で廃絶した。戦国時代の1521年〜1583年頃にはこの地に日蓮宗の大刹妙顕寺があった。現在は真宗大谷派西福寺の角に「此付近閑院内裏」碑が建つ。