出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年11月17日 (金)
窺基(きき)(632-682)は、法相宗の開祖。長安の人。玄奘に学ぶ。大慈恩寺に住す。慈恩大師。師匠と共に『成唯識論』を訳す。永淳元年(682)11月13日、大慈恩寺翻経院で死去。兄弟弟子に日本の道昭がいた。
一覧
資料
著作
- 『成唯識論述記』:法相宗の基本経典となる。
- 『唯識二十論述記』
- 『異部宗輪論述記』
- 『法華玄賛』
- 『大乗法苑義林章』:法相宗の基本経典となる。
- 『摂大乗論鈔』
文献
- 1982『慈恩大師御影聚英』[1]
- 1982『特別陳列 慈恩大師展図録』奈良国立博物館[2]
- 林香奈2010「慈恩大師基の伝記の再検討」[3]