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妙伝寺御真骨堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年2月11日 (木)
妙伝寺御真骨堂は京都府京都市左京区北門前町の妙伝寺にある日蓮の分骨を祀る御影堂。廟堂とも呼ばれる。
建立は不詳。江戸時代後期、47世の日芳(?-1841)の時代に再建か(関西身延妙伝寺誌)。礼堂と本堂からなる。本堂は「拝殿」、礼堂は「外陣」と呼ばれている。本堂は宝形屋根の土蔵形式。中には宮殿(くうでん)がありその中に分骨を収める厨子が奉安されている。宮殿の後方には天皇、皇族、徳川家、武家の位牌が収められている。礼堂は入母屋造瓦葺。唐破風向拝。礼堂の奥(本堂の扉の手前)には日蓮像を祀り、その左右にはその他の位牌が祀られている。2011年(平成23年)8月19日、本堂の修理のため、御真骨を礼堂に、その他の位牌などを客殿に仮遷座。2012年(平成24年)4月19日、正遷座。
礼堂前にある仏足石碑 |
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