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東山・金蔵寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年1月4日 (木)

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金蔵寺ゆかりの青蓮院植髪堂

金蔵寺(こんぞうじ)は京都府京都市東山区粟田口三条坊町にあった天台宗寺院。本尊は地蔵菩薩青蓮院の子院か。廃絶。青蓮院の西にあった。東岩蔵金蔵寺。俗に米地蔵(よね・じぞう)と呼ばれた。三猿堂・山王社・蛭子社の他、植髪堂もあった。(参考:同名寺院金蔵寺

  • 永久年間(1113-1118):東陽坊忠尋(1065-1138)が創建。『山城名跡巡行志』には元は蛭子町(京都府京都市東山区夷町)にあったと記す。
  • 1727年(享保12年)4月:霊元上皇が白銀1000両を寄進して本堂を再建。
  • 1759年(宝暦9年)8月:金蔵寺の傍らに阿弥陀堂を建立し親鸞の「植髪の御影」と阿弥陀如来を祀った(植髪堂)。植髪の御影は元は金蔵寺の本尊の横に祀られていた(『梅室随筆』)。
  • 1767年(明和4年)11月:植髪堂、華頂山山上に移転
  • 明治初年:廃絶。三猿堂は尊勝院に遷座した。

(日本歴史地名大系)

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