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東本願寺大連別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年6月9日 (金)
東本願寺大連別院は関東州大連市にあった浄土真宗寺院。真宗大谷派。別院。本堂建築は現存する。一帯は当局が社寺建立地として計画した地域で、東側には西本願寺関東別院や大連神社があった。
- 1908年(明治41年)4月:別院創立事務所を設置。輪番新田神量。
- 1913年(大正2年)10月:仮本堂入仏式(1916満洲十年史)。同年、別院となる[1]。
- 1926年(昭和1年)2月:大慈園を開設し、困窮児童を受け入れていた(関東局施政三十年史)。大谷派の満洲開教監督部が置かれた(のち奉天、新京に移転)。
- 1929年(昭和4年)4月17日:満洲別院と改称[2]。
- 1933年(昭和8年)6月1日:大連別院と改称[3]。「満洲別院」の名称は新京別院に移る。
- 1933年(昭和8年):本堂落慶。この建物は敗戦後も取り壊されることなく、戦後は図書館として用いられ、1990年頃からは大連京劇院の事務所として用いられていた。大連市文物保護単位に指定されている。