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清水寺本堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年12月2日 (金)
京都府京都市東山区清水(山城国愛宕郡八坂郷)にある清水寺の本堂。本尊は十一面千手観音。脇侍として勝敵毘沙門天と勝軍地蔵がある。三尊とも秘仏。1633年(寛永10年)再建。舞台造は最大高15m。礼堂に1633年(寛永10年)の懸仏が掛かる。大悲閣ともいう。正面36m。側面30m。高さ18m。寝殿造風の仏堂で寄棟造の檜皮葺。外陣(礼堂)、内陣、内内陣に分かれる。和様・漆塗りの大須弥壇があり、その上に厨子3基を奉安する。二十八部衆が厨子と厨子の間に並び、風神・雷神が両端にいる。轟門と回廊でつながる。外縁に出世大黒天を祀る。西脇に塩断ち阿弥陀如来を祀る。