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瑞聖寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年2月22日 (水)
瑞聖寺(ずいしょうじ)は、東京都港区白金台にある臨済宗寺院。黄檗宗系単立。江戸時代は、海福寺と共に臨済宗万福寺末の江戸触頭だった。山号は紫雲山。
目次 |
歴史
- 1671年5月:青木重兼が木庵性〓を招いて創建。
- 1674年:木庵性〓、上府して黄檗三壇戒会を開く。以後、万福寺と共に恒例となる
- 1675年:鉄牛道機、2世に就任。継承にあたり御礼登城が恒例となる。
- 1680年:経蔵建立
- 1757年:仏殿建立。現在の仏殿
- 1805年:築山を作る
- 戦後:単立となる。
境内
- 仏殿
- 天王殿:廃絶
- 鐘楼:本尊は釈迦如来。廃絶
- 経蔵:廃絶
- 勧学寮:廃絶
- 選仏場:隠元像を祀る。廃絶
- 報恩堂:現存か
- 坐禅堂
- 庫裡
- 方丈
- 魂舎
- 魂舎
- 島津家墓地
- 毛利家墓地
- 伊達家墓地
- 南部家墓地
- 久留島家墓地
- 青木家墓地
- 関家墓地
- 明治学院外人墓地
- 中山忠愛墓
- 伊藤通則墓:伊藤博文父
- 高浜清七郎墓:白川家家臣
塔頭
- 微咲院
- 竹巌院:竹岩院
- 慈光院
組織
歴代住職
- 1木庵性〓(1611-1684)<1671->:来日僧。万福寺2世。
- 2鉄牛道機(1628-1700)<1675->:
- 3慧極道明(1632-1721)<1687->:長門・東光寺を創建。
- 4実伝道鈞(1627-)<1691-1696>:姫路の浄土真宗光徳寺の出身。[1]
- 5廓山道昭(1640-1717)<1696-1700>:木庵性〓の法嗣。松阪景徳寺開山
- 6宝洲道聡 (1644-1719)<1700-1706>:1644年生。1700年8月15日、瑞聖寺住職。1706年2月10日引退。1719年12月22日死去。76歳。
- 7鉄心道胖(1641-1710)<1705->:聖福寺開山
- 8雲巌道巍()<>:
- 9超宗元格()<>:
- 10
- 11祖春元回()<>:
- 12鉄関元参()<>:
- 13
- 14祖眼元明(1673-1757)<>:万福寺17世
- 15雲峰元慶()<>:
- 16文宗浄明()<>:
- 17智光浄透()<>:
- 18雲宗浄機()<>:
- 19
- 20慧白浄光()<>:
- 21得雲浄龍()<>:
- 22量外衍機()<>:
- 23若冲衍盈()<>:
- 24桃谷衍瑤()<>:
- 25蓮峰衍秀()<>:
- 26忍仙如恵()<>:
- 27沢文如豹()<>:
- 28素明衍聡()<>:
- 29湛江衍源()<>:
『江戸黄檗禅刹記』[2]
資料
- 池田定常『江戸黄檗禅刹記』
- 釈茂泥子編『紫雲山瑞聖禅寺住持交代雑記』:修理報告書に収録?
- 木庵性〓『木庵禅師武州瑞聖禅寺語録』
- 鉄牛道機『鉄牛禅師自牧摘稿』
- 1988『東京都指定有形文化財瑞聖寺大雄宝殿・旧通用門修理工事報告書』
- 那須武秀ほか1982「紫雲山瑞聖寺の大雄宝殿について1」
- 那須武秀ほか1982「紫雲山瑞聖寺の大雄宝殿について2」
- 本田勇1990「仙台伊達家・瑞聖寺廟所についてー扇千代・高姫の廟所」
- 谷川章雄1998「瑞聖寺出土の伊達家の胞衣桶について」
- 松本健1998「瑞聖寺伊達家墓所出土「胞衣桶」の保存処理に伴う調査」
- 勝又義直ほか1998「瑞聖寺伊達家墓域出土『胞衣桶』の胞衣組織の同定」