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福田海
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年7月18日 (月)
福田海は岡山県岡山市北区吉備津にある仏教系新宗教の寺院。
歴史
教団
中山通幽(1862-1936)(多田盛太)が1908年(明治41年)に創始。 修験道当山派の山伏だった。井上円了の哲学館で学び、大阪に関西哲学館を開く。
1900年(明治33年)、延暦寺の「不滅の法灯」を得て信仰の中心に据えた。 1908年(明治41年)に大阪で福田海の開創を宣言。
陰徳積善を旨に活動したため、あまり知られていないが、 旧跡復興、無縁仏祭祀、池溝浚渫を行い、平城宮跡の初期保存事業、京都府宇治の浮島十三重石塔の修復、化野念仏寺や近江石塔寺の無縁墓の整備、高野山町石の修復などを行った。 1927年(昭和2年)、中山通幽は岡山に帰郷。牛馬供養のための、はなぐり塚を作った。 (世界大百科事典)