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美作・本山寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年11月3日 (木)
本山寺(ほんざんじ)は岡山県久米郡美咲町定宗(美作国久米郡)にある法然ゆかりの天台宗寺院。漆間時国夫妻が子授け祈願をした。本尊は聖観音・十一面観音。天台宗延暦寺派。美作・誕生寺に比較的近い。山号は岩間山。通称は岩間観音。(参考:同名寺院本山寺)
歴史
- 飛鳥時代:役小角が修行の地とした
- 701年(大宝1年):佐伯有頼という猟師が観音を感得して伽藍を建立し、新山寺と称した。佐伯有頼は出家して頼観と称した。
- 天平宝字年間:鑑真が再興し、岩間山本山寺と称した。
- 来米師実が聖観音・十一面観音を感得。
- 1132年(長承1年):漆間時国夫妻が子授け祈願。生まれたのが浄土宗開祖の法然だという。
- 1350年(正平5年/観応1年):現在の本堂を再建。岡山県内現存最古の本堂。
- 1604年(慶長9年):津山藩主森忠政、寺領20石を寄進。さらに同年、100石を加増。のち511石となった。朱印地も含む。
- 1652年(承応1年):天台宗の美作国触頭となる。
- 1652年(承応1年):森長継、三重塔、徳川家霊廟を建立。
- 1519年(永正16年):常行堂、仁王門を建立。
- 1686年(貞享3年):仁王門再建。
伽藍
- 本堂:
- 常行堂:
- 仁王門:
- 三重塔:
- 津山松平家霊廟:
- 遍照院:
- 仏性院:
- 梅元院: