ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
越中・物部神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年11月27日 (火)
物部神社(もののべ・じんじゃ)は富山県高岡市東海老坂(越中国射水郡)にある物部氏ゆかりの神社。祭神は宇摩志麻遅命と応神天皇。官社。村社。前田家の祈願所。旧称は海老坂八幡宮、物部八幡宮。
歴史
大彦命の北陸征討に随従した物部氏が越中に定住し、祖神を祀ったのが始まりという。氷見の奥山にあり、のち烏帽子山、ついで海老坂に遷座。中世、海老坂八幡宮と呼ばれ、守山城主神保氏張が再興。前田利長が武神として信仰し、以後、金沢藩前田家の祈願所となった。分社として金沢に卯辰山八幡宮、富山城に高岡八幡宮が建てられた。(日本歴史地名大系)