出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月21日 (日)
長慶天皇陵と承朝親王墓。南隣に安倍晴明墓がある。(国土地理院空中写真より)
長慶天皇陵は、京都府京都市右京区嵯峨にある長慶天皇の陵墓。大正15年10月21日、長慶天皇の在位が公認された。しかし、その陵所は全国に無数の伝承地があり、未確定だった。臨時陵墓調査委員会による審議を経て、晩年を過ごしたと思われる慶寿院跡が陵墓参考地に指定され、1944年(昭和19年)2月11日に正式に長慶天皇陵と定められた。
慶寿院に住した長慶天皇皇子の海門承朝親王(相国寺30世、南禅寺133世)の墓も同域に築かれた。
南隣に安倍晴明墓がある。