ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
摂津深江・法明寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
(版間での差分)
8行: | 8行: | ||
[[河内六別時]]の一つと言われることもあるが、[[喜連法明寺]]と混同したようだ(『融通念仏宗々憲宗規』明治41には他の別時とともに中本山の一つに喜連法明寺があげられているし、『宗教制度調査資料 第11輯』にも六別時の一つとして喜連法明寺があげられている)。 | [[河内六別時]]の一つと言われることもあるが、[[喜連法明寺]]と混同したようだ(『融通念仏宗々憲宗規』明治41には他の別時とともに中本山の一つに喜連法明寺があげられているし、『宗教制度調査資料 第11輯』にも六別時の一つとして喜連法明寺があげられている)。 | ||
+ | |||
+ | [[深江稲荷神社]]に隣接する。 | ||
『大阪府史蹟名勝天然記念物』『東成郡誌』 | 『大阪府史蹟名勝天然記念物』『東成郡誌』 |
2014年4月13日 (日) 時点における版
深江法明寺 大阪府大阪市東成区。 融通念仏宗中興の法明の生誕地にある寺院。浄土宗。 法明が建てた深江の草庵に発す。深江山清原院と称す。本尊は快慶作の阿弥陀如来。深江は法明の出身の清原氏の領地であった。 文保2年(1318)の創建ともいい、法明が大念仏寺を引退したあとの正平2年(1347)の創建ともいう。
明暦年間(1655-1657)に善誉により浄土宗に転じ、知恩院末となる。寛文2年(1662)に浄土宗に転じたともいう。元禄6年に諦誉が再興し本堂を再建。雁塚がある。法明像が祀られている。
河内六別時の一つと言われることもあるが、喜連法明寺と混同したようだ(『融通念仏宗々憲宗規』明治41には他の別時とともに中本山の一つに喜連法明寺があげられているし、『宗教制度調査資料 第11輯』にも六別時の一つとして喜連法明寺があげられている)。
深江稲荷神社に隣接する。
『大阪府史蹟名勝天然記念物』『東成郡誌』