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舎人親王旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年12月20日 (水)
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*御鉾神社:岐阜県山県郡高富町伊佐美。舎人親王が日本書紀編纂のための調査で訪れたという。 | *御鉾神社:岐阜県山県郡高富町伊佐美。舎人親王が日本書紀編纂のための調査で訪れたという。 | ||
*塚本社:京都府京都市東山区本町。廃絶。淳仁天皇・舎人親王・早良親王・神功皇后・井上皇后・他戸親王を祀る。仲恭天皇陵、舎人親王墓、藤原実頼墓の伝承があったらしい。消息不明。 | *塚本社:京都府京都市東山区本町。廃絶。淳仁天皇・舎人親王・早良親王・神功皇后・井上皇后・他戸親王を祀る。仲恭天皇陵、舎人親王墓、藤原実頼墓の伝承があったらしい。消息不明。 | ||
- | *[[ | + | *[[大和・松尾寺]]:奈良県大和郡山市山田町。舎人親王が創建という。全国唯一といわれる木造舎人親王像がある。 |
*東明寺:奈良県大和郡山市矢田町。舎人親王が創建という。 | *東明寺:奈良県大和郡山市矢田町。舎人親王が創建という。 | ||
*[[薬師寺]]:奈良県奈良市。舎人親王が西院を建立したとされる。 | *[[薬師寺]]:奈良県奈良市。舎人親王が西院を建立したとされる。 | ||
*[[黄金塚陵墓参考地]]:奈良県奈良市。舎人親王の墓との説がある。 | *[[黄金塚陵墓参考地]]:奈良県奈良市。舎人親王の墓との説がある。 | ||
+ | *[[舎人親王塔]]:奈良県大和郡山市山田町。松尾寺内。治定外。 | ||
*但沼神社:静岡県静岡市清水区。祭神には含まれていないが、親王囃子が伝わる。 | *但沼神社:静岡県静岡市清水区。祭神には含まれていないが、親王囃子が伝わる。 | ||
*東寿院:静岡県静岡市清水区。舎人親王の位牌を祀るという。 | *東寿院:静岡県静岡市清水区。舎人親王の位牌を祀るという。 | ||
- | + | *[[下野・雄琴神社]]:栃木県下都賀郡壬生町通町。祭神に舎人親王を含む。旧称は藤森神社。 | |
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2023年12月20日 (水) 時点における最新版
舎人親王(とねり・しんのう)(676-735)は、天武天皇第三皇子。皇族の高級官僚。淳仁天皇の父。養老4年(720)『日本書紀』を編纂。知太政官事を務めた。死後、贈太政大臣。さらに天皇の父として崇道尽敬皇帝の諡号を贈られた。藤森神社の祭神で、御霊神にみなされることがあるが理由は不明。後世、山崎闇斎を始めとする垂加神道で篤く崇敬される。墓所は所在不明だが、候補として黄金塚陵墓参考地が知られている。
一覧
- 藤森神社:京都府京都市伏見区。舎人親王を祀る神社としては中心的な神社とみなされている。ただし、祭神や変遷については諸説ある。府社。
- 藤尾社:京都府京都市伏見区。伏見稲荷大社境内。舎人親王を祀る。藤森神社の元宮ともいう。
- 藤森神社:大阪府摂津市。由緒不詳。
- 浜松・諏訪神社:静岡県浜松市。舎人親王を合祀するが理由は不明。
- 早日渡神社:宮崎県延岡市北方町。舎人親王を合祀するが理由は不明。
- 御鉾神社:岐阜県山県郡高富町伊佐美。舎人親王が日本書紀編纂のための調査で訪れたという。
- 塚本社:京都府京都市東山区本町。廃絶。淳仁天皇・舎人親王・早良親王・神功皇后・井上皇后・他戸親王を祀る。仲恭天皇陵、舎人親王墓、藤原実頼墓の伝承があったらしい。消息不明。
- 大和・松尾寺:奈良県大和郡山市山田町。舎人親王が創建という。全国唯一といわれる木造舎人親王像がある。
- 東明寺:奈良県大和郡山市矢田町。舎人親王が創建という。
- 薬師寺:奈良県奈良市。舎人親王が西院を建立したとされる。
- 黄金塚陵墓参考地:奈良県奈良市。舎人親王の墓との説がある。
- 舎人親王塔:奈良県大和郡山市山田町。松尾寺内。治定外。
- 但沼神社:静岡県静岡市清水区。祭神には含まれていないが、親王囃子が伝わる。
- 東寿院:静岡県静岡市清水区。舎人親王の位牌を祀るという。
- 下野・雄琴神社:栃木県下都賀郡壬生町通町。祭神に舎人親王を含む。旧称は藤森神社。