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蓮華寿院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年5月25日 (月)
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大炊御門頼実が造営にあたった。道覚法親王が自らの御所とし、寛元年間(1243-1247)の初めに善峰寺内に移転。 | 大炊御門頼実が造営にあたった。道覚法親王が自らの御所とし、寛元年間(1243-1247)の初めに善峰寺内に移転。 | ||
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2020年5月25日 (月) 時点における最新版
蓮華寿院は大阪府三島郡島本町にあった天台宗寺院。本尊は阿弥陀如来。後鳥羽上皇の御願寺。女官尾張局の菩提所。離宮水無瀬殿に付属した。善峰寺に移されたか。水無瀬御堂。水無瀬殿御堂。
歴史
尾張局は後鳥羽上皇の寵妃。青蓮院門跡となる道覚法親王の生母。 1204年に死去し、翌年、上皇は菩提所として蓮華寿院を創建した。跡地は不詳だが、島本町桜井あたりとの説がある。 大炊御門頼実が造営にあたった。道覚法親王が自らの御所とし、寛元年間(1243-1247)の初めに善峰寺内に移転。 1247年には不断念仏を修した。この不断念仏には法然の高弟で浄土宗西山派の開祖となる証空も参加している。 移転後の跡地は現在の善峰寺薬師堂のあたりという。